CCPM

なんの役に立つか、その時ははっきりと理解できていなくても、何年かたってからふと思い出して、役に立つことがある。

CCPM(Critical Chain Project Management)に興味がわいて、どんな考え方か、何に気を付けるべきか、そもそもこれ何?みたいなところを勉強していたことがある。

仕事に直接関連はしないし、どう生かせばよいかも分かないまま、本やWebで情報を集めていた。で、結局、つまりは段取りをしっかりしなければならないということだ、これは段取りの科学だな、と自分なりの結論をつけてそのままになっていた。どちらかというと、現実的な時間でそんな段取りつけられるわけがないよ、と否定的な印象を持っていた。

だが最近、短期間でスプリントかける、別の手法のことを考えているときにふとCCPMのことを思い出した。長期間なら段取りつけるのが難しくても、短期間なら十分にできる、むしろCCPMは段取りつけられるくらいの短期間でやるとうまく回ることを、遠回しに示唆していたんだなと、今になって思い至った。